演劇集団シベリア基地 #7

あのひ、

STORY

教室が揺れた。30分後、電気がつかなくなった。
ここから遠い街で人が死んだ、らしい。
学祭が中止になって、学校は避難所になった。
高校生4人は何を思うのか。
あの日、それから―

野口博人

島沙雪 山田温心 齋藤瑞葵 上村柚羽 野口歌穂

2024年 
10月12日(土) 19時 開演
10月13日(日) 14時 開演

※開場は開演の30分前より

旭川建設労働者福祉センター サン・アザレア
(旭川市6条通4丁目)

一般:2,000円
U25:1,500円
U18:1,000円

演出助手:斎藤順子             
照明  :豊島勉(小劇場本舗)
音響  :野口博人             
衣装  :細野葉月

舞台美術:齋藤瑞葵
映像制作:平井彩華
広報  :中島紀美子
制作  :斎藤順子  

作・演出より

地震の話を書きました。
僕が7歳の時に新潟が揺れました。13歳の時に東日本が揺れました。18歳の時に熊本が揺れました。20歳の時に北海道が真っ暗になりました。
そして26歳の今年、石川が揺れました。阪神淡路大震災の時、僕は生まれていませんでした。

北海道は災害から距離がある土地だと思います。(少なくとも僕が産まれて以降は)
北海道で生まれ育った自分にとって、胆振日高の地震は初めての災害でした。
停電の時のサイリウムは、青が一番優秀だと学びました。
ガソリンは1,000円しか入れられませんでした。
あの時見た星は、人生で一番きれいでした。

『あの日』『あれから』『今』考えたたことを、演劇に残してみたくなりました。
10年後の自分は、この作品を見て何を感じるのでしょうか。
北海道に、日本で生活する皆さんは、この作品を見て何を感じるのでしょうか。